仕訳をする時「手形貸付金を使うの?それとも受取手形を使うの?どっちを使ったらいいの?」と思ったことは無いでしょうか?今回はその疑問をスッキリ解決しましょう!!
手形貸付金と受取手形の違い
- お金を貸した時に、手形を受け取ったら「手形貸付金」を用いる
- 商品を売った時に、手形を受け取ったら「受取手形」を用いる
![](https://boki-memo.com/wp-content/uploads/2023/08/53289da17fba75331bc9b9d2caf40c1f-1024x576.png)
図1のように、AさんがBさんに10万のお金を貸し、手形を受け取った際、Aさん側では
手形貸付金100,000/現金100,000 と仕訳が行われます。
図2のように、AさんがBさんに10万円の商品を売り、手形を受け取った際、Aさん側では
受取手形100,000/商品100,000 と仕訳が行われます。
問題文で手形を受け取ったと書かれていても、すぐに受取手形と判断しないように気を付けましょう。
お金を貸したときに受け取った手形なのか、それとも商品を売った時に受け取った手形なのかを判断して仕訳を行いましょう!
手形借入金と支払手形の違い
- お金を借りた時に、手形を渡したら「手形借入金」を用いる
- 商品を買った時に、手形を渡したら「支払手形」を用いる
![](https://boki-memo.com/wp-content/uploads/2022/09/039b967b9e92e13b3c41d1371040d7db-1-1024x576.png)
図1のように、BさんがAさんから10万円のお金を借り手形を渡した際、Bさん側では
現金100,000/手形借入金100,000 と仕訳が行われます。
図2のように、BさんがAさんから10万円の商品を買い手形を渡した際、Bさん側では
商品100,000/支払手形100,000 と仕訳が行われます。
問題文で手形で支払ったと書かれていても、すぐに支払手形と判断しないように気を付けましょう。
お金を借りた時に支払った手形なのか、それとも商品を買った時に支払った手形なのかを判断して仕訳を行いましょう!
本日のまとめ
- 「お金を貸したときに受け取った手形」は「手形貸付金」を用いる。
- 「商品を売った時に受け取った手形」は「受取手形」を用いる。
- 「お金を借りた時に支払った手形」は「手形借入金」を用いる。
- 「商品を買った時に支払った手形」は「支払手形」を用いる。
- 問題文で「手形を受け取った」と書かれていても「受取手形」だと断定しない!
- 問題文で「手形を支払った」と書かれていても「支払手形」だと断定しない!
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